※この報道用資料は、2016年11月15日にインドネシアで発表されたプレスインフォメーションの抄訳版です。
インドネシア、ジャカルタ - 照明の世界的リーダーであるフィリップス ライティング (ユーロネクスト アムステルダム: LIGHT) は本日、ジャカルタ全域にわたって新しい道路照明を導入したことを発表しました。 スマートシティへの移行を進めているジャカルタにとって、このプロジェクトは重要な位置付けにあります。およそ9万個の道路照明器具をエネルギー効率に優れたLEDライトに交換し、さらにフィリップスの CityTouch 照明管理システムと接続。1 日に約430箇所を接続し、わずか 7ヶ月で設置を完了しました。これまで実施された中で、最も短期間で完成した道路照明設置工事・リモート管理プロジェクトとなります。
「この数年、私たちは、道路照明をはじめとする公共サービスの改善を急務として重点的に取り組んできました。目標は、ジャカルタを 「すべてが接続されたスマートシティ」に変え、昼も夜も美しい街で人々がより安全に、より快適に生活できるようにすることです。 同時に、「コネクティッド ライティング(接続された照明)" は、エネルギー費用の削減と公共サービスの向上にもつながります」と、DKIジャカルタ政府当局は説明します。「フィリップス ライティングとの共同プロジェクトは今回が初めてではありません。これまでにも、国家独立記念塔 (モナス)、ホテル インドネシア ラウンドアバウトのTugu Selamat Datang像 (ウェルカム モニュメント)、各地の公共スペースや公園の照明など、多くの照明プロジェクトでフィリップスと連携してきました」
9 百万以上の人々が暮らすジャカルタは世界で最も人口密度が高く、急速に成長している都市です。 このプロジェクトを手掛ける前、ジャカルタの道路と公共エリアは、リモート監視機能がない従来型の照明技術にほぼ完全に頼っていました。 フィリップスCityTouchの一番のメリットは、すべての照明ポイントを接続し、既存のセルラー・ネットワークを介してパフォーマンス・データをジャカルタの照明管理局 (産業エネルギー省) やオペレーターに送信できることです。 市は、これらのデータに基づいて市内の照明インフラを効率的に監視でき、さらに地区ごとのニーズに合わせて照明レベルをリモートで管理できます。 たとえば、交通量が少ない夜間は照明の照度を50%落とし、さらなる省エネを実現することができます。
フィリップス ライティング インドネシアの取締役社長Chandra Vaidyanathanは次のように話しています。「2012 年に提供を開始して以来、フィリップスのCityTouch道路照明システムは世界 35か国、700を超えるプロジェクトに導入されています。どの国の政府も二酸化炭素排出量の削減を最優先事項とし、従来の道路照明から、エネルギー効率に優れた「コネクティッド ライティング」への移行を進めています。当社の照明器具には無線ネットワーク機能が組み込まれているので、設置に時間がかかりません。また、パフォーマンスや状態に関するデータがすべての道路照明から送られてくるので、メンテナンス時間を大幅に削減できます。 世界に3億個ある道路照明のうち、このように「接続されて」いるのはわずか2%にすぎません。将来を見据えたジャカルタのスマートシティ計画は、東南アジアにおける1つの目標となっています」
ジャカルタへの導入は世界でも最大規模のものですが、フィリップスのCityTouch技術は規模を問わずに導入でき、中小規模の都市にもさまざまなメリットをもたらします。フィリップスのCityTouch照明管理システムを使用してLED照明器具とリモート管理を組み合わせれば、エネルギーを節約できると同時に運用効率も向上します。