※この報道用資料は、2016年10月27日オランダで発表されたプレスインフォメーションの抄訳版です。
オランダ、アイントホーフェン - 世界有数の照明機器メーカーであるフィリップス ライティング (ユーロネクスト アムステルダム: LIGHT)は本日、建築市場および商業市場を対象にLED照明システムを設計・製造する GVA Lighting 社と特許ライセンス契約を結んだことを発表しました。このライセンスにより GVA Lighting は、基本的なLED制御、混色、およびシステムレベルのさまざまな技術を世界中で自由に利用できます。
この契約に伴い、LED照明器具およびレトロフィット電球の EnabLED ライセンス プログラムの下で提供された特許に関連する両者間の訴訟は棄却されました。
「GVA Lighting が当社の EnabLED ライセンス プログラムに参加し、訴訟が棄却されたのは非常に喜ばしいことです。今後 GVA Lighting は、当社のさまざまなLED照明イノベーションを利用し、他のプログラム メンバーと共にエネルギー効率に優れたLED照明を採用できます」と、フィリップス ライティングの知的財産ライセンス担当副社長 Frank Bistervels は話します。
フィリップス ライティングは既に、Chauvet、Colorbeam Co. Ltd. (台湾)、iGuzzini、Amerlux など700を超える照明メーカーとライセンス契約を結んでおり、今回の GVA Lighting との契約はそれに続くものです。フィリップス ライティングの目的は、同社が特許を有する最先端のLED照明技術とレトロフィット電球技術を提供し、LED製品の市場導入と成長を促進することです。
2008年以来、EnabLED はイノベーションを促し、業界の成長を支援してきました。同社は過去125年にわたり、照明分野の重要な新技術を多数開発し、この20年間はLED業界を牽引してきました。その研究開発投資の規模は他社の追随を許しません。フィリップス ライティングのLED特許には、ウォーム調光、高演色性ホワイト、調節可能ホワイト、カラー イルミネーション、効率的な光混合と配光の発明などがあります。