株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)とコニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)は、国内オフィス向けの直管形LEDランプの販売において協力することで合意いたしました。
フィリップスは、今回の合意にもとづき、本年1月より、コニカミノルタホールディングス傘下のコニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(本社: 東京都中央区、社長:和田 幹二、以下 コニカミノルタBJ)を通じて、直管形LEDランプ「MASTER LEDtube(マスターLEDチューブ)」の販売を開始いたします。
近年、世界人口の過半数が首都圏に集中するなど、急激な都市化が進む中、世界のエネルギー消費の約70%が都市部による消費であり、またそのうちの約40%はオフィスや施設での消費と言われています。加えて、東日本大震災以後、オフィスや家庭での省エネ意識が高まった ことから、フィリップスは2011年8月に、国内のオフィス・ホーム市場への参入を発表し、新製品の投入やマーケティングプログラムの展開を開始しました。すでに都内をはじめ、全国のオフィスでの採用事例も増えてきており、パートナー企業との連携を戦略のひとつとして事業を進めてきました。今回のコニカミノルタグループとの協力により、フィリップスはオフィス市場における省エネ提案を積極的に進め、ライティング事業のさらなる拡大を目指します。
コニカミノルタBJ社を通じて発売する「MASTER LEDtube」は、オフィスや施設のベース照明として幅広く使用されている直管形蛍光灯に置き換えて使用できる直管形LEDランプです。既存・既設の直管形蛍光灯照明器具に対し、工事が不要、もしくは最小限の電気工事を伴うだけで簡単にLED照明へのリニューアルが可能なため、低コストでのオフィスの省エネルギー化を実現することができます。
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン ライティング事業部 事業部長の岸 和紀は、「オフィス市場に関する知見と実績が豊富なコニカミノルタ社と、パートナーシップを組むことができて、とても嬉しく思っています。このオフィス市場における事業拡大を成功させて、今後も地球環境への配慮と照明環境を向上する照明ソリューションの提案をしていきたいと考えています」と述べています。