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    フィリップス、オフィスにLED照明を導入して省エネ・節電と空間の演出を可能に

    5月 27, 2011

     株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、本日、品川本社ビル1階のコミュニケーションスペースおよび2階オフィスフロアの照明をリニューアルし、LED照明を導入したことを発表しました。

     

     フィリップスは、本年初めから着手した品川本社ビル1階のコミュニケーションスペースの改装ならびに2階オフィスフロアの照明リニューアルに伴い、光源寿命が長く省エネルギーで、有害物質含有量やCO2排出量などの環境負荷も小さいLED照明を導入しました。新しいLED照明は、1階コミュニケーションスペースのダウンライトおよび光柱と天井間接照明、2階オフィスフロアのダウンライトに使用されており、省エネ・節電を実現しながら、多くの人が集まる来客スペースを快適に演出しています。


     今回使用したLED照明は、既存光源であるダイクロハロゲンランプと比べて消費電力を最大約80%削減可能*1なLEDランプ「MASTER LEDspot LV MR16(マスターLEDスポット LV エムアール16)」や、蛍光灯と比べて約50%の消費電力削減が可能*2なLEDモジュール「Fortimo LED DLM(フォルティモ LED ダウンライトモジュール)」、フルカラーの光を制御して空間の雰囲気をフレキシブルに変えることのできる演出性に優れた照明器具「ColorBlast12(カラーブラスト12)」などです。 
    *1 当社調べ、フィリップス海外品のローボルトダイクロハロゲンランプとの比較
    *2 当社調べ、蛍光灯FHT32Wとの比較、今回のリニューアルにおける試算値

     

     株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン代表取締役社長 ダニー・リスバーグは、「フィリップスは、世界におけるライティングのリーディングカンパニーとして、オフィスをはじめとする様々な場所に、環境と快適さに配慮したLEDを提供しています。人々に健康とやすらぎを提供する企業として、お客様をお迎えするエリアや社員が働くエリアにLED
    照明を導入し、低消費電力で快適な空間づくりが可能なLEDライティングを体感していただけることを大変嬉しく思います」と述べています。

       

       左:LED照明が導入されたコミュニケーションスペース 右:2階オフィスフロア
       ※光柱部分のカラー照明演出の消費電力は合計200Wですが、節電のため、現在は点灯しておりません。

     

    導入したLED照明について

     

    1. 1階コミュニケーションスペース

     

    ベースダウンライト内のランプ(フロア全体および展示壁際)
    MASTER LEDspot LV MR16(マスターLEDスポット LV エムアール16)

     

    店舗照明や商業施設などで幅広く使用されている、ローボルトダイクロハロゲンランプに置き換えて使用できるLEDランプです。電気仕様(12V)や口金、ランプ形状が同等のため、照明器具や電源装置の交換工事をせずに、ランプを取り換えるだけで既設の照明器具に使えることをコンセプトとしています。ラインアップは4W<20W>、7W<35W>、10W<50W>の3ワッテージで、3種類の光色(2700K、3000K、4000K)と配光角度が選択可能です。
    ( <>内は相当する明るさのダイクロハロゲンランプのワッテージ。海外フィリップス社調べ、フィリップス海外製品との比較)
    ※当社1階コミュニケーションスペースでは、10W 4000K、配光24度タイプを使用しています。

     

    天井間接照明(白色光)
    eW Cove QLX Powercore(イーダブリュー コーブ キューエルエックス パワーコア)

    省スペースな棒形のLED間接照明器具です。AC100Vで使用可能で、手軽に設置可能なコネクター連結式です。12インチ(305mm)または6インチ(152mm)、2種の長さタイプを組み合わせて、曲線状に配列したり、配灯距離を調整することができます。空間の雰囲気に応じて選べる4光色展開です(2700K、3000K、3500K、4000K)。

    12インチタイプ1本で6Wという低消費電力器具です。
    ※当社1階コミュニケーションスペースでは、12インチ4000Kタイプを使用しています。

     

    光柱(カラーライティング)
    ColorBlast 12 / ColorBlast 6(カラーブラスト12 / カラーブラスト6)

     

    光の三原色RGB(赤・緑・青)3色のLEDを搭載し、コントローラーと組み合わせて使用することで多彩なフルカラー(1670万色)の再現が可能なフラッドライトです。壁面のウォールウォッシュやライトアップにはもちろん、光を透過する素材と組み合わせ光壁や光柱を演出するのにも適した万能なハイパワーLED照明器具です。
    ※当社1階コミュニケーションスペースでは、光柱の中に設置し内照光源として使用しています。
     光柱2本で計200W(光柱1本あたり: ColorBlast 12 x 1台=50W、ColorBlast 6 x 2台=50W)

    ソファ足元灯(カラーライティング)

    直径約30mmのLEDノードが50個付いた、ストリングタイプ(ひも状)のRGBフルカラーチェンジ・イルミネーションライトです。コンパクトでフレキシブルな形状に配灯できるので、間接照明や内照光源としての用途に適しています。フィリップス品川本社ビル壁面のLEDサインにも、内照光源として使用されています。


    2. 2階オフィスフロア

    ベースダウンライトに搭載されているモジュール(ダウンライトの光源部)
    Fortimo LED DLM(フォルティモ LED ダウンライトモジュール)

     

    広い面発光が特徴的なダウンライト用LEDモジュールです。複数個のLEDを搭載した照明器具に比べ、ひとつの広い面から発光するため、LED固有の個々の明るさや色みのバラつきが光に出ず、なめらかで均一な心地よい光が出るのが特長です。LED照明に多くみられる「多重影」も出にくいという利点もある、光の質にこだわったLEDモジュールです。
    ※当社2階オフィスフロアでは、ダウンライトの光源部として使用しています。

    日本におけるフィリップスについて

    ロイヤル フィリップス エレクトロニクスは、1953年にフィリップス製品の日本市場への輸出を開始しました。2008年に呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、2010年にフジ・レスピロニクスは組織および社名を変更し、フィリップス・レスピロニクス合同会社となりました。現在、株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成され、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせ、約1,700名の従業員を擁し、全国約75ヶ所に事業所を展開しています。
    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

    ロイヤル フィリップス エレクトロニクスについて

    ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(本社:オランダ、NYSE:PHG, AEX:PHI)は、タイムリーな革新を通じて人々の生活の向上を目指し、多様化する健康とやすらぎを提供する企業です。ヘルスケア、ライフスタイル、ライティングにおける世界のリーダーとして、お客様の視点やブランドプロミスである“sense and simplicity(センス アンド シンプリシティ)”に基づいて、人を中心に技術とデザインを統合します。世界100ヶ国以上に117,000人の従業員を擁し、2010年の売上は223億ユーロで、心臓病ケア、急患治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新しい照明のアプリケーションのマーケットリーダーであると同時に、男性用シェーバーやグルーミング、ポータブルエンターテインメントそして、オーラルヘルスケアなど、人々にやすらぎや喜びをもたらすライフスタイル製品においても強いリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。

    本件に関するお問い合わせ:

    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 
    ライティング事業部 ゼネラルライティング
    TEL 03-3740-5156(http:// www.philips.co.jp/lighting)

    その他、企業に関するお問い合わせ:

    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 広報部 代表 TEL 03-3740-4561