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    バルセロナとフィリップス、スマート シティに関する提携契約を締結


    ※この報道用資料は、2014年5月19日スペインで発表されたプレスインフォメーションの抄訳版です。

    2014 年 5 月 19 日

    スペイン、バルセロナ - バルセロナ市議会とロイヤル フィリップス (NYSE:PHG; AEX:PHIA) は、スマート シティの実現に向けて提携契約を締結しました。この提携契約によって、コネクテッド LED 道路照明を採用し、エネルギー効率に優れた都市を目指します。フィリップスが目指すのは、バルセロナ市議会との業務提携によって、バルセロナをスマート シティの先駆者に位置づけ、経済面、環境面、社会面で市民にメリットをもたらすことです。また、本提携の一環として、バルセロナ市に AED を贈ります。

     

    バルセロナ市長Xavier Trias 氏と、ロイヤル フィリップスのマーケットリーダー責任者である Ronald de Jong 氏は、この業務提携に同意しました。これは、健康、照明、エネルギー効率部門の European Capital of Innovation として、バルセロナの地位を高めることを目的としています。

     

    バルセロナ市長である Xavier Trias 氏は、「フィリップスのような大企業とバルセロナ市が提携することで、スマート シティ基準に準拠しながら、公共サービスの運用改善に力を入れていきます」と話します。また、スマート シティのロール モデルになるというバルセロナの目的も、技術や都市イノベーション、高度なサービスに基づいて経済的に成長する新しいモデルを切り開くチャンスになります。当社は、世界中の他の都市や企業、研究センターに加え、欧州委員会などの機関とも協力し、人々の快適性や建康、生活の質の改善に明確な影響を与える新しいプロジェクトを生み出しています。

     

    Ronald de Jong 氏は次のように話します。「バルセロナ市と提携して、市民のためにイノベーションに取り組むことは、インテリジェントで住みやすい都市を実現する第一歩です。このような場面では、官民連携の傾向が強くなってきています」

     

    主な取り組みのひとつとして、市内の道路だけでなく、機能的で歴史に残る都市照明にも力を入れており、管理システムとコネクテッド照明技術を組み合わせることで、エネルギーを節約しながら、市民に提供する照明の品質や快適性を改善するとともに、バルセロナのブランド イメージも強化します。同時に、欧州委員会の Horizon 2020 プログラムにおいて、スマート シティに関するプロジェクトに取り組んでいます。

     

    フィリップスとバルセロナ市議会は、官民協力合同プロジェクトに取り組むことで公共照明の設置効率を高め、高品質の照明によって街路のセキュリティレベルを強化してきました。フィリップスの LumiMotion や、道路照明リモート管理システムである CityTouch といった需要のあるシステムの照明など、LED照明と制御システムを組み合わせることで、エネルギーを 60% 以上節約してきました。これが、フィリップスの CityTouch が Passeig de Gràcia のコネクテッド照明システムに採用されている理由です。作業は、300 個の道路照明の改修が完了した時点で行われます。

     

    また、フィリップスは並行して革新的なプロジェクトにも取り組んでおり、前述のフィリップス システム CityTouch に、機能的照明や建築物ライトアップ、制御アプリケーションが採用されます。

     

    フィリップスとバルセロナ市は、バルセロナを「ヨーロッパ初の心機能保護の中心都市」にすることを目的とした画期的なプロジェクトにも共同で取り組んでいます」この構想は、人通りの多い公共エリアにAEDを設置することを目的としており、急性心不全が発生した場合に適切な手順を案内します。

    Barcelona-by-night
    フィリップス、バルセロナの街を LED でライトアップ
    Barcelona
    フィリップス、バルセロナの街を LED でライトアップ

    日本におけるフィリップスについて

     

    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル分野の製品を扱っています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは3社合わせて約2,100名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

    ロイヤル フィリップスについて

     

    ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約108,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

    報道関係および企業に関するお問い合わせ

     

    フィリップス ライティング ジャパン合同会社

    マーケティング部  担当: 久保/豊田