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    フィリップスの画期的なコネクティッド照明システムによって、スマートフォンを使ったオフィス照明の管理が可能に


    ※この報道用資料は、2014年3月27日オランダで発表されたプレスインフォメーションの抄訳版です。

    2014 年 3 月 27 日

    • 優れた快適性や生産性、ビルの運用効率を実現した未来オフィスのかたち
    • 従業員がスマートフォンのアプリから個人のニーズに合わせた社内の照明や温度の調整が可能に
    • イーサネット経由のコネクティッド LED 照明で、利用状況や天候に関する匿名データを確認可能、効率的な施設管理を実現

     

    オランダ、アムステルダム - ロイヤル フィリップス (NYSE:PHG, AEX:PHIA) は、本日、施設管理者や従業員、ビル所有者に驚くべき価値をもたらす画期的なコネクティッド オフィス照明システムを発表しました。

     

    この画期的なシステムでは、PoE を使用してオフィスの照明器具をビルの IT ネットワークに接続します。このオフィス照明システムは、情報の伝搬経路の役割を果たしており、従業員がスマートフォンを使用して別のビル サービスを制御、管理できるだけでなく、快適な視覚や高い生産性を実現します。

     

    このオフィス照明器具にはセンサーが装備されており、部屋の利用状況や気温、湿度に関する匿名データを収集できるようになっています。また、IT ネットワークに接続され、暖房、空調、IT サービスなどの他のビルディング システムとインターフェイスで連結されています。そのため、施設管理者は、ビルの現在の利用状況および過去の利用状況を 1 つのシステムですべて把握できます。たとえば、毎週金曜日の午後、あるフロアが使用されていないことがわかれば、それに合わせて室温や照明を設定し、清掃スタッフを手配することができます。ビルの利用パターンやエネルギーの使用状況を一元的に把握できるため、多くの情報に基づいて管理業務を行いながら、エネルギー効率や運用効率を大幅に高めることができます。

     

    フィリップスは、フランクフルトで開催される照明やビル サービスの技術を対象とした世界最大の見本市である Light + Building (2014 年 3 月 30 日~ 4 月 4 日) で、自社のコネクティッド オフィス照明システムを展示いたします。

     

    スマートフォンによるコントロール

    フィリップスのシステムでは、従業員が各自の好みに合わせて、オープン プラン式のオフィスの照明管理や、会議室の室温設定を行うことができます。スマートフォンのアプリで、天井に設置されている照明器具の位置を検出します。

     

    「LED照明にするだけでも、従来の照明より 80%もエネルギー効率が上がります。従業員が各自照明を調整すれば、全体的な照明レベルが低く抑えられるため、実質上効率が高まります」と、フィリップス ライティングの Jeff Cassis 氏は言います。「冷暖房と照明を合わせて、ビルのエネルギー使用量の 70% を占めていることを考えると、ビルの運用コストを削減できるかどうかが非常に重要になります¹」

     

    照明器具はワイヤレス通信端末で操作できるため、屋内の GPS のように室内測位グリッドが形成され、目的地案内などの位置ベースのサービスを幅広く使用することができます。また、スマートフォンのアプリを使用して、会議室の空き状況などの有益な情報を確認することもできます。

     

    ビル所有者や施設管理者にとってのメリット

    本システムは、エネルギーの効率化やコスト削減にとどまらず、新しい価値をビル所有者に提供します。屋内測位などの高度な機能と高度な制御システムを組み合わせれば、快適性やパーソナライゼーション、安全性を実現し、ビルの全体的な価値だけでなく、テナントにとっての魅力も高まります。

     

    さらに、標準に準拠した PoE 対応の照明器具は、照明設置費用の大幅な削減も可能にします。これらの照明器具には、データと電力の両方が同じイーサネット接続を介して供給されるため、コストのかかる電気配線は不要です。結果として、設置費用を最大 50% 削減できます。

     

    コネクティッド照明システムは、OVG Real Estate によって Deloitte (アムステルダム)のために開発中の最先端のオフィスビル、‘The Edge’に初めて導入されました。職場イノベーションの先駆者である、Deloitte および OVG Real Estate は、最高水準の持続可能性 (BREEAM² - Outstanding) の実現が期待されるフィリップスを選択し、同社のコネクティッド照明システムを導入しました。

     

    「イノベーションは、Deloitte の最優先事項であると同時に、従業員のためにも、直観的かつ快適でありながら、生産的な環境をつくりたいと考えています。また、オフィス空間が一新されたことで業績向上につながったことがデータからも証明されており、オフィスにとっても、館内の CO2 削減や、持続可能な空間の演出につながっています」と、Deloitte (オランダ) の最高情報責任者 Erik Ubels 氏は言います。

     

    OVG の創設者兼 CEO である Coen van Oostrom 氏は、次のように話しています。「‘The Edge’ における本プロジェクトに向けたフィリップス社や Deloitte/AKD とのイノベーティブな業務提携によって、ビル産業を対象として持続可能な開発を行う新計画が実現します。このような大手企業と業務提携してビル管理システムの実現に取り組み、ビル所有者だけでなく、テナントやオフィスの従業員にとっての価値を高められることを誇りに思います。このプロジェクトは、持続可能なオフィス イノベーションの推進者の地位につくという当社の熱意に合致しています」

     

    フィリップスのコネクティッド オフィス照明システムが Light + Building 2014 で展示されます。本システムは、フォーラム Level 0 のフィリップス スタンドである、スタンド A01 で体験いただけます。

     

    1フロスト&サリバン

    2国際的に知られている Building Research Establishment Environmental Assessment Method (BREEAM: 建築物環境性能評価手法) の最高ランクです。

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    フィリップスのコネクティッド オフィス照明がビルにもたらすメリット

    日本におけるフィリップスについて

     

    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル分野の製品を扱っています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。2015年には、カテーテルおよびワイヤーを使用した血管内イメージングおよび生理学的評価を行う装置を取り扱うボルケーノ・ジャパン株式会社を傘下に入れました。日本におけるフィリップスは3社合わせて約2,100名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.co.jp

    ロイヤル フィリップスについて

     

    ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約108,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

    報道関係および企業に関するお問い合わせ

     

    フィリップス ライティング ジャパン合同会社

    マーケティング部  担当: 久保/豊田