フィリップス ライティング ジャパン合同会社(本社:東京都港区、職務執行者社長:林田 健悟、以下フィリップス ライティング)は、日本でのスポーツ分野の照明事業を拡大するため、新たなパートナー制度として「ライティングパートナー」を開始しました。それに伴い、製品ラインナップも拡充し、大規模なスタジアムから小規模な施設に対応していきます。
フィリップス ライティングは、世界中のランドマークを照らしてきた豊富な知見やノウハウ、技術を有していますが、それはスポーツ分野にも及びます。海外市場では「ライティングパートナー」として照明の設計やコンサルティングをサポートしていますが、今回この制度を日本でも開始し、今後日本での開発が進むスタジアムや施設を念頭に、スポーツ分野における照明事業の拡大を狙います。なお、最初のパートナーとして、セレッソ大阪と締結しました*。
これに伴い、昨年日本での展開を発表したスタジアム照明「ArenaVision LED(アリーナビジョンLED)」の新バージョンと、野球やサッカーグラウンド、テニスコートなどの中小規模屋外スポーツ施設や大規模駐車場などを対象とした「SportsStar LED(スポーツスターLED)」を発売します。施設の規模や用途に最適なラインナップを取り揃え、プレイヤー、観客、施設のオーナー、放送事業者に配慮した照明ソリューションを提供することで、スポーツ分野の照明事業の拡大を目指します。
新製品の「SportsStar LED」の配光タイプは4つから選ぶことができ、効果的に組み合わせることでグレア(まぶしさ)や均斉度(明るさのムラを表す指標)に配慮しながら、理想的な明るさを確保することができます。また屋外照明のため、様々な環境に対応できる高い防塵防水性能を備えています。さらに、器具効率として105 lm/Wと従来光源と比較しても大幅な省エネ効果が見込め、設計寿命も約50,000時間とランニングコストも軽減します。
また、すでに販売している大規模なスタジアム向けの「ArenaVision LED」も、ルーメン数が向上した新バージョンを日本で展開します。現行製品よりも約20%明るさが増しているため、スタジアムに設置する照明器具の数量を減らすことができ、初期投資やランニングコストなどの削減を図れます。
フィリップス ライティングは、今後も日本におけるスポーツ分野の照明事業を拡大し、施設や用途に合わせた最適な照明ソリューションを提供していきます。
*「ライティングパートナー」の詳細につきましては、2017年3日9日付のプレスリリースをご覧ください。