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    フィリップス、ユネスコ主導の「インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015(2015年 光の国際年)」のパトロンスポンサーに

    4月 14, 2014

    ※この報道用資料は、2014年4月10日にオランダ、アムステルダムで発表されたプレスインフォメーションの抄訳です。

    •  フィリップスは、UNESCOが主導する「インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015(2015年 光の国際年)」の最初のパトロンスポンサーになります。
    •  120年をかけて蓄積したライティングソリューションに関する専門技術と知識を活かして、世界の人々の生活水準の向上と健康増進に取り組みます。

     

    オランダ アムステルダム―世界における照明のリーディングカンパニーであるロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX: PHIA)は、ユネスコが主導するイニシアチブ「インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015(2015年 光の国際年)」の最初のパトロンスポンサーになったことを発表しました。

     

    フィリップスは、パトロンスポンサーとしてユネスコおよび大規模な学術団体連合と連携して、照明技術がエネルギー、教育、農業および健康福祉の分野においてソリューションを提供可能であるとの意識を高める取り組みを行います。

     

    インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015 (2015年光の国際年)は、照明分野における新たなイノベーションをもたらす可能性があります。人々に社会的かつ経済的恩恵をもたらすと同時に、気候変動というグローバルな課題に取り組みます。LED革命をリードするフィリップスは、世界中のすべての人々に対して光が持つ変革の力を解き放つという国連の取り組みを支援します。

     

    フィリップスライティングのグローバル パブリック アンド ガバメント アフェアーズの責任者であるHarry Verhaarは次のように述べています。「フィリップスはパトロンスポンサーとして、発光効率の良い照明に関する深い理解と、光がもたらす生理学的、精神的効果に関する知識を提供します。LED技術とデジタル照明は、より省エネルギーで制御可能な、利用しやすいライティングソリューションを実現しました。照明分野はデジタル時代を迎えています。いまや照明はネットワーク、デバイス、アプリケーションとつながることで、個人そしてユネスコや当社のような組織に対して、これまでにない方法で世界的課題に対処することが可能になりました。」

     

    現在、フィリップスは、太陽光発電を利用したコミュニティライトセンターから、日没後に電力供給を受けることができない15億人にも及ぶ世界中の人々を支援する活動を進めています。2030年までに世界人口の60%が都市に移り住み、都市部の電力需要が著しく増大すると予測されています。フィリップスの、接続可能で制御可能なLED照明は、都市部において照明に費やす消費電力を40%から80%削減することが可能です*。さらに、照明と、照明が与える健康効果に関する知識を活かして、人々の暮らしにインパクトを与えるソリューションを提供します。たとえば、フィリップスのSchoolVisionは、学校で生徒の集中力を高める効果があります。また、病室用照明システムHealWellは、よりスムーズな入眠と長い睡眠をサポートすることによって、患者のバイオリズムにプラスの効果をもたらします。

     

    また、確実な光源が全く、もしくはほとんどない地域では、携帯型の高輝度ソーラーLEDランタンの利用を促進する「日没後も勉強を(Study after Sunset)」プログラムに参加するなど、フィリップスは、インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015の全期間を通して数多くの活動に携わります。

     

    ユネスコ・パリ本部の国際基礎科学プログラムディレクターであるMaciej Nalecz博士は次のように述べています。「ユネスコは、サステイナビリティと開発分野の取り組みにおける民間パートナーとの連携を強く望んでいます。フィリップスは光の国際年にふさわしいパートナーであり、2014年から2015年までの間、協力して活動できることを期待しています。」

     

    * Lighting the Clean Revolution: the rise of LEDs and what it means for Cities (Climate Group, 2012)(クリーン・レボリューションに火を灯す:LEDの台頭と都市にとっての意味― Climate Group、2012)http://thecleanrevolution.org/publications


    インターナショナル・イヤー・オブ・ライト2015(2015年 光の国際年)について
    光と照明を用いた技術の国際年(2015年光の国際年)は、国連で採択されたグローバルイニシアチブ(A/RES/68/221)です。最適な技術を活用していかに持続可能な開発を促進し、エネルギー、教育、農業、通信および健康分野における世界的課題に対して解決策をもたらすかについて、啓発活動を展開します。UNESCOが主導機関を務める2015年光の国際年プログラムは、現代世界において光が果たす中心的役割に対する人々および政治関係者の理解向上を図ります。さらに、2015年は、インターネットの原動力となった光通信の発見につながる光学の研究が初めてなされてから1,000年にあたる年です。プログラムはこの注目に値する記念の年を祝福します。国際光の年グローバル事務局は、国際理論物理学センター(ICTP)にあります。設立パートナーには、米国物理学会(APS)、ドイツ物理学会(DPG)、欧州物理学会(EPS)、IEEEフォトニクスソサイエティ(IPS)、英国物理学会(IOP)、国際光工学会(SPIE)、国際ネットワークであるLightsources.orgおよび光学協会(OSA)が名を連ねます。

    ロイヤル フィリップスについて

    ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2013年の売上は233億ユーロ、世界100ヵ国以上に約115,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。

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    株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
    ブランドコミュニケーション部        TEL: 03-3740-3608